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zoom RSS Mill CPU - Arithmetic on the Mill Architecture

<<   作成日時 : 2014/01/05 01:46   >>

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 以前調べた"新しいアーキテクチャ Out-of-the-box ComputingのMill"の続き。

Arithmetic on the Mill™ Architecture - Computer Architecture Group[PDF] 2009年での資料。

{}内は私の解釈。

Millアーキテクチャの特徴は
・ファミリ間でバイナリコンパチブル
・ワイドイシュー、インオーダー、静的なスケジューリング {IA-64(EPIC)に近い?}
・1サイクル/1スレッドあたり32bitRISC相当の34〜300倍のピーク性能
・全命令をハードウェアで実装するのではなく一部はエミュレーション
・Millはあなたが今まで見たことももないような構造だ{lift the hoodってボンネットを開けるの意?}

データの型はpointerを64bitとしていることから64bitアーキテクチャと推定。128bit、256bitあり。
この頃の呼び方はIEEE754RだがIEEE754-2008のこと。
C200x fractionやC200x integerってなんだろう?十進浮動小数点のことかな?

オペランドについて
・4オペランド命令
・2オペランド命令の場合は倍レートイシュー {命令は可変長?}
・1つの命令で複数の結果を返す
・オペランドはスカラーまたはスライス(SIMDのこと)
・3〜4オペランド命令は丸めエラーを1つ持つ {この時点ではなんのことかわからない}

なぜ十進数か
・汎用機の経験が示すハードウェア十進演算器市場の確立
・商用{計算機}では十進演算に相当数のサイクルが費やされる(Oracle{のデータベース})
・IEEE754-2008での新しい十進数スタンダードは産業でのフォーマットを強固に導くだろう

我々は?
・我々はIBMの競合じゃないよーまだね
・新しいデザイン、ファミリーモデル、エミュレーション命令(のために)将来のための空き部屋を用意
・なぜ自分たちでわざわざ難しいことをするのか?

どちらの十進フォーマット
・IBMのdeclet/BCDとIntelのScaled BCD...IEEE754Rは両方ともアクセプトした(Boo!)
・IBMのはハードウェア実装向き、Intelのはソフトウェア実装向き
・市場の選択:どちらが強固に支配するか予測できない。多分両方とも?

結論:両方
・IBMフォーマットは命令セットを用意
・IntelフォーマットはFold/Unfoldのみサポート
{IBMのフォーマットは現在POWERやSPARCでサポートされている十進形式、Intelのフォーマットは従来のBCDで1バイトで2桁表現、Fold/UnfoldはPack/Unpackのこと}

スカラーとスライスのオペレーション
・スカラーは下位データのみ、スライスはSIMD演算
{Millのスカラーはレジスタの全幅演算するわけではない。必要なサイズ分しかしない}

オーバーフローのセマンティクス
・ラップアラウンドする
・オーバーフローのエラーにする
・飽和演算にする
・データ幅を拡張して格納する

Millのステータス{2009年}
・OOTBC(Out of the Box Computing)はスタートアップ5年目
・ツールチェインは動いている、Vectorizationはまだ
・サイクルアキュレートのシミュレータでLinuxを移植
・Verilog記述、FPGA実装はもうすぐ
・ASICはスタセルベース
・スレッドあたり従来のCPUの10倍の性能 汎用のワークベンチにて
・60以上の特許出願中



といった感じで見てみました。翻訳に関するツッコミ歓迎。

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