レガシーマイグレーション

 古いメインフレーム機で走っているCOBOLなどで書かれたプログラムを最新のUNIX/PCサーバに移行することをレガシーマイグレーションと言う。
 メインフレーム機を更新するよりもハード調達のコストが下げられるのが利点だ。しかしそのままでは古いプログラムは動作しない。移植が必要となる。古いプログラムはすでに保守できる人間がいないことが多々ある。自動変換しようにもCOBOLはデータベース機能を言語内で書けるようになっており、そのままでは最近のプログラム言語に変換することはできない。ある会社のCOBOL→Java変換サービスはメニューが50種類程度ある。それだけ複雑ということだ。
 ハードウェア側からの解決案としては、UNIX/PCサーバの上でメインフレームの完全なエミュレータを走らせることだ。これでメインフレーム上で動いていたプログラムはまったく変更せずに最新のハード上で動かすことができる。
 ただし欠点もあり、コスト的にさほどメリットがないこと(エミュレータはメインフレームメーカーしか作れない)、最近のプロセッサは単体性能向上よりも多コア化をめざしており、並列化を意識していない古いプログラムには効果が薄いことである。いずれエミュレータでの解決方法も性能面で頭打ちになるだろう。

レガシーマイグレーションへの挑戦―Mainframe to open (日経BPムック)レガシーマイグレーションへの挑戦―Mainframe to open (日経BPムック)
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