ハードウェアの仮想化

 HPの電卓はCPUが独自設計だったものがARMプロセッサによるエミュレーションになった。このおかげで計算速度が向上し、電卓のバリエーションも増えた。
 デバックにはロジックアナライザを使うことがある。従来は中に入っているであろう高速なマイコンを意識させないような作りだった。しかし新しく導入したロジアナはなんとWindows98が立ち上がり、その中の1アプリケーションとしてロジアナの機能が動作するような作りになっていた。パソコンの制御のもとで動くので、データの加工もしやすく、端末ソフトを入れてネットワーク経由で操作もできた。
 このように従来は独自に設計していたものが汎用のプロセッサでエミュレーションされるようになってきた。主な要因は設計コストだ。独自のCPUやマイコンのソフトを書くよりはARMやWindowsのプログラマ人口が多いだろうし、デバックもやりやすいだろう。
 このことから考えると、いずれ独自設計のメインフレームはUNIXサーバやIAサーバが充分な信頼性を得たときにエミュレーションされるようになり、レガシーな周辺機器だけが生き残るかもしれない。
※すでに富士通のItanium2搭載IAサーバ上ではOS/IV/XSP搭載モデルというのがある。

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