ASIC設計の入門書
物理や電子工学科卒ならひととおりのことは習っただろうが、会社で実際の設計業務に携わるとなると生半可な知識は通用しない。私は趣味でハードをやっていたが学生時代はソフトウェア(自然言語処理!)をやっていたのでまったくのやり直しのつもりで勉強した。その時の参考書を紹介する。
最近はVerilog-HDLやらSystemCなどソフト寄りのツールが多いが、そんなものはいつでもできる。基本を押さえておかないと。ソフトウェアでいうアルゴリズムの理解が必要だ。
CQ出版社の定本シリーズから、「ASICのシステム設計」小林芳直著
前半はLSI(ASIC)設計の基本的な話。後半はステートマシン中心になる。現在はギチギチのステートマシンを作る必要はあまりなく、1つの状態を1個のFFに割り当てるワンホット・ステートマシンが高速で設計も検証も楽だ。ゲート数を常に意識するような時代ではなくなった。
同じくCQ出版社の定本シリーズから、「ASICの論理回路設計」小林芳直著
こちらは論理圧縮などより実用向きの内容。サンプルの論理回路も多い。これらを元にHDLを記述すればよい。でも最近は論理圧縮などツールがやってくれるんだよなあ。
ともかく本を読んで、自分の部署の用語にも慣れて、早く先輩技術者の言ってることが分かるようにならないと。あとは失敗をたくさんやって体で覚えることだ。幸い、LSI設計は命に関わるようなことはあんまりないし。
最近はVerilog-HDLやらSystemCなどソフト寄りのツールが多いが、そんなものはいつでもできる。基本を押さえておかないと。ソフトウェアでいうアルゴリズムの理解が必要だ。
CQ出版社の定本シリーズから、「ASICのシステム設計」小林芳直著
前半はLSI(ASIC)設計の基本的な話。後半はステートマシン中心になる。現在はギチギチのステートマシンを作る必要はあまりなく、1つの状態を1個のFFに割り当てるワンホット・ステートマシンが高速で設計も検証も楽だ。ゲート数を常に意識するような時代ではなくなった。
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同じくCQ出版社の定本シリーズから、「ASICの論理回路設計」小林芳直著
こちらは論理圧縮などより実用向きの内容。サンプルの論理回路も多い。これらを元にHDLを記述すればよい。でも最近は論理圧縮などツールがやってくれるんだよなあ。
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ともかく本を読んで、自分の部署の用語にも慣れて、早く先輩技術者の言ってることが分かるようにならないと。あとは失敗をたくさんやって体で覚えることだ。幸い、LSI設計は命に関わるようなことはあんまりないし。
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