SSDに特化したOSはありえるか

 SSD(Solid State Drive)がHDDに取って代わりつつある。容量ではまだかなわないが、高速性、静粛性、耐振動性といった特徴をそなえ、半導体デバイスということもあり今後はさらに価格も安くなるだろう。
 SSDに高速なキャッシュメモリを内蔵させて、速度的に不都合な点を隠蔽しようとしている製品もある。この手法はHDDにキャッシュメモリを搭載して、シーク速度が遅いHDDの特性を隠すのとなんら変わりはない。
 SSDで使用するフラッシュメモリの特徴として、複数の読み出しと1回の書き込みは高速だが、再度書き込むためにはブロック単位で消去してから書き込まなくてはならない。そのため小さなファイル単位でのランダムリードライトアクセスは不利となる。特定のブロックに集中しないようにSSDでは内蔵コントローラがアクセスを分散させている。
 せっかくなのでSSDの特性にOSで対応してはどうだろうか。一般的なOSは仮想記憶をページ単位で管理している。このページサイズをSSDのブロック単位に対応させ、コントローラをバイパスすればソフトから効率良くアクセス管理ができ、SSDの寿命も伸ばし、寿命を予想することもできそうだ。
 昔、ハードディスクはセクタ、トラック、シリンダで管理してそれを意識したプログラムを作っていた(スキューによるアクセスなど)。最新のデバイスにもそれ相当の工夫があっていいのではないだろうか。

キャッシュのないSSDの例。コントローラとフラッシュメモリだけ。
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5/11追記:
 元麻布春男の週刊PCホットライン もう1つのSSD(PC Watch)でNVMHCI(Non-Volatile Memory Host Controller Interface)について触れられている。フラッシュメモリのインターフェースとOSの対応について策定が進んでいるようだ。私が思いつくようなことはすでに各メーカーが着手しているのね。

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