次世代スパコンと遠大な計画

富士通、世界最速を目指した次期スパコンの開発状況を説明(PC Watch)
次世代の10PFLOPSスパコンで世界一を狙う - 富士通(マイコミジャーナル)





 理化学研究所の次世代スーパーコンピュータ計画からベクトル機を擁するNECが抜け、スカラ型単独の構成となることが決まった。日立が抜けたとはプレスリリースには載っていないが、実質的に富士通1社の受注となった。
 注目すべきは要求されるファシリティの規模である。設置面積、消費電力は元記事を見ればわかるとおり用意されている入れ物が小さ過ぎる。これはベクトル+スカラ型混合の計画時から変わってないはずで、建物を高層にするのかな。
 故障率の低減のために水冷式にするそうだ。かつて汎用機のM780でやった方法だ。この頃の素子はECLで発熱がすごかったらしいが、ついにCMOSでも水冷なんだ。当然ながらCPUはたくさん製造して、オーバークロック耐性のあるものを選別して使うだろう。
 ここで、私はちょっともったいないなと思うのだ。選別に漏れたCPUでもこんな極限状況下で動作させるわけではないし、普通に使えばまともに動作する。そこで、1CPUを載せただけのパーソナル・スーパーコンピュータを作るのだ。
パソコンのATX/microATX互換のボードサイズに押し込めて適当な筐体に入れ、家庭でも使えるCRAY CX1よりも安く提供する。しかもSPARC64 VIIIfxはXeon5500よりも速い。OSはLinuxを使用するそうだし、ライブラリと共に多くの研究者に使ってもらえば、ソフトウェアのノウハウや資産が増えるだろう。
 そうやって日本のスパコンのデファクト・スタンダードの地位を狙い、第二、第三のスパコン施設を建造するという…もう、計画してるかもしれんね。当たってたら一台ちょうだい。

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