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zoom RSS なぜプログラマブルデバイスを使わないのか

<<   作成日時 : 2009/09/23 00:22   >>

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 PLD(GAL)は試作やデバックの時に重宝した。まだプリント基板上でジャンパを飛ばして対応できた頃の話だ。ツールも進化して、ほぼアセンブラともいえるPALASMからVHDLが使えるようになったのは驚いた。
 一方、量産の基板にはPLDが使われない。よその部門の基板を見せてもらったが、フラットパッケージのTTLだらけでPLDはなかった。PLDの利点は、数個〜十数個のTTLを一個にできること、そのおかげでディレイを改善できることだ。欠点はどうしてもプログラミングと書き込みが必要なことである。
 なぜ便利なのに使われないのだろうか?会社の方針?ちょっと損得を考えてみた。
利点:
(1) TTLの個数削減、コストダウン、故障率改善
(2) ディレイ改善
(3) 限定的だがパッチ可能
欠点:
(1) PLDのプログラミングが必要
(2) PLDそのものが信用されていない
(3) ソケットが必要 コストアップ
(4) 外見上同じため間違わないようにしないといけない(工場が嫌う)

 欠点の(1),(2)は設計者の問題だろう。ハード屋さんは保守的だからだ。最近のデバイスは(といってもかなり以前から)ISPで基板上にハンダ付けした状態でプログラミングできる。したがって(3),(4)も問題はないはずだ。
 聞いた話だがネットワークのルータなどではFPGAが多用されるらしい。マイコンでは速度的に追いつかず、変更される可能性のあるプロトコルをハードで実装するために、コスト高でもFPGAを使うとか。
 自部門でも同僚がFPGAを使っていた。10万ゲート規模だが実質の使用量は50%くらい。感覚的にはゲートアレイと変わらない。遅いパソコンで頑張ってフィッティングしていた。もともとデバック用の回路だったのが評判が良く、工場で大規模に採用されたりするのだ。なかなかうまく見積もれないものだ。

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