新訳 新装版 超マシン誕生

 復刊しましたね、「超マシン誕生」。
 表紙を見て思いましたが、よくDIPのTTLが乗った基板を集めてきましたね。
 最初に出版された「超マシン誕生ーコンピュータ野郎の540日」には原著にもない所にちょっとした見出しがあったのですが、これはないようです。
 難しい専門用語は避けているようで、多くの人にこのプロジェクト運営の駆け引きや実際にやっているなかのひとの苦労を感じて欲しいと思います。

 中型、大型のコンピュータシステムの開発に関わったことのある者として言わせていただくと、「ピンボール」はまさにそのとおり。次のプロジェクトをやるために、また高揚感を味わうために続けるのです。ただハードウェアとしてのコンピュータシステムの寿命は三年くらい、これは開発サイクルと同じなのですが、次のシステムはさらに速くなる、高性能になる、いやしなければならないとがんばってきたのです。同僚は次の刺激を求めて続けるか、もうCPUは飽きたと外資系あたりに転職したりとかありました。しかし、同じ苦労を共有して動くシステムを仲間と共に完成させつづけたことを誇りに思っています。たとえ、販売用の商品名が付けられ、見たこともない人たちが開発したと広告に写真入りで経済紙に載ったとしても。


超マシン誕生 [新訳・新装版]超マシン誕生 [新訳・新装版]
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