勝手に商品企画:SPARC64IXfx/SPARC64VIIIfxを売りまくるには



スーパーコンピュータ PRIMEHPC FX10:富士通

SPARC64Viiifxを売りまくるにはの続き。
 一般向けも発表されたHPC-ACEアーキのスパコン。だがしかしこれでは大企業しか買えないッ!
 そんなわけでSPARC64アーキをx86並に普及させるべく考えてみた。前回は4/1ネタだったがもうちょっと考えてみた。

 個人向けのスパコンとは未知の分野だ。現在のパソコンの性能が昔のスパコン並と言っても、それは過去と比較した話。みんな*今の*スパコンが欲しいのではないか?
 初期のマイコンブームはマニアが牽引した。メーカーはマイコンの売り方がわからず評価ボードとして提供したものが、アマチュアが買い求めて初期のパソコンへとつながった。成功例は日本電気が出したTK-80。ワンボードマイコン時代はこれが主流だった。この流れがパソコンのPC-8001/8801/9801と続き、PC/AT互換機が上陸するまで主流で在り続けたのだ。

ハードウェア: 
・実装部品:メイン構成はCPU1個+ICC1個+メモリ+拡張スロット。メモリスロットは2枚+2枚でもPCと同等なので見劣りはしない。最大の4枚+4枚でもOK。
・ボード:ATXまたはmicroATXサイズ。ATX電源が使えること。より普及を目指すにはmicroATXフォームファクタ。
・放熱:空冷にする。TDP110W(SPARC64IXfx)/TDP58W(SPARC64VIIIfx)程度ならば充分Intel製のCore2Quad(TDP115W)などよりも低い。市販のCPUクーラが使えるようにすればいいのでは?
・プロセッサ:コアに不良があってもDisableして搭載する。ゲーム機のPS3はSPU8コアのうち1コアをDisableにして歩留まりを上げているし。
・メモリ:ECC/Registeredは高め。PC用のNon-ECC/Unbufferedは8GB×2で1万円を切る。ここはなんともならんかな。
・I/O:ICCがあればPCI-Expressは使えるので、ここ経由でUSB/SATAカードなどが使えるようにしておく。あ、NICも。
・グレード:CPUのソケット開発はコストアップしそうなので直付けSPARC64VIIIfxとSPARC64IXfxの2種類で。

ファームウェア:
・最低限の初期化と診断、デバイスの認識程度。あとはUSB接続のデバイス(USBメモリ、CD-ROM等)、SATA(CD-ROM/HDD)、NetBootできるくらいまでサポート。
・お楽しみ機能。Disableしたコアを有効化できる設定を用意しておく。これを設定したら保証外ですよ、と断っておく。が、物によっては有効なコア数が増えてラッキーという射幸心を煽る設定。

ソフトウェア:
・「京」用のLinuxをサンプルとして提供。無保証でよい。これを土台にマニアが改造したり、アプリケーションを作ったり、新しいディストリビューションを作ってくれるはず。今の30代~40代、SPARC Stationで育った技術者が多いのでは?

コミュニティ:
・これ重要。提供されたソースコードや自前のディストリビューション、アップデータを提供する場が必要。

普及のシナリオ:
・5万くらいで朱色の化粧箱に入れたボードが限定個数発売!ビックカメラ有楽町駅前店に行列が!転売屋まで!テレ東WBSで放送!
・その日の晩にインストールしてFORTRANを走らせた人のblogを観測
・限定個数売り切れ。ヤフオクで高値取引
・有り余る計算力を使った応用例がYouTubeで発表され世界を震撼させる
・初期の盛り上がりである程度ソフトウェアの土台が固まり、アプリケーションもぼちぼち発表される
・普及版と称して同じボードが再発売!
・大学などの教育機関が導入しだす
・箱に入れて売り出す業者出現
・大手HPCベンダがサポート開始
・ビデオカードのベンダからグラフィックスドライバが提供され、GPGPUも使える様に
・Microsoft HPC Server 201X for HPC-ACE 発表
・そして新製品が発表へ……

 実際に作るとしたらどうなのか。パソコンも製造しているメーカーなのでパソコン部門と協力すれば筐体設計もでき、販路も確保できるはず。アマチュア向けで量も出るのでSONYのPlayStation Vitaが採用しているポリシー、故障したらリファビッシュ品と交換対応というスタンスでいく。これはサポート費用の圧縮と、スパコンを作っているラインとは別物ですよとの印象をスパコンの顧客に与えるため。信頼性よりも新規性を前面に押し出す。ARMv8アーキが注目されていることからもマニア層はx86に飽いている。新しいオモチャで遊びたいのだ。

どのメーカーもこのくらい企画・実現する技術とリソースはあるはずなのだ。必要なのは人。リスクを背負いながらも打って出るリーダーが。


 ということで実現したら1つくださいお願いします。

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