「電気・電子学生のためのコンピュータ工学」

 図書館で見つけてあれ?と思ったので借りてきた。
「電気・電子学生のためのコンピュータ工学」

電気・電子学生のためのコンピュータ工学電気・電子学生のためのコンピュータ工学
後藤 宗弘

丸善 2004-07
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 これ学生時代の計算機工学のテキストだったのよね。1982年に第一版。これは2004年、第二版。
目次を比較してみたら全く同じで、語句レベルの改訂みたい。

 内容はパイプラインの説明がなく、マイクロ命令で実行していた頃の話。モデルとなるのも当時のIBM互換の汎用機。読みながらこっちの方がわかりやすいんじゃないかと思えてきた。というのもマイクロプロセッサ内にはプログラマに見える、直接操作できる各種レジスタ以外にもたくさんの作業用レジスタがあって、命令をフェッチするのにも以下の操作が必要なことを説明してある。

例:
MAR ← PC # Memory Address RegisterにProgramCounterの値を代入
MBR ← M , PC=PC+1 # Memory Buffer RegisterにMARで示される番地のメモリから読み込み、PCをインクリメント
IR ← MBR # Instruction RegiterにMBRの内容を転送

この後、IRの内容をデコードしてマイクロ命令の実行につながるけど、ここまでに直接操作できないMAR,MBR,IRというレジスタが出てくる。パイプライン処理を中心に解説してある本(パタヘネ)だと、命令用のメモリとデータ用のメモリは別で、アドレスを与えると即データが読み書きできるような説明になっていて、このあたりを意識させていない。が、パイプライン処理で2R1W(同時に2つの読み出しと1つの書き込みができる)レジスタが前提だったりととっかかりがちょっと難しいんじゃないだろうか。自分はそうだったので。

あと、和書だと以下のは網羅的で、どこでどう区切った方がいいんかなと思うことがある。
コンピュータアーキテクチャ(改訂3版) 馬場 敬信 著
計算機アーキテクチャと構成方式 中沢 喜三郎 著

とりとめがなくてもうしわけない。

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