本:コンピュータ設計の基礎

 楽しみにしていたHisa Ando著の「コンピュータ設計の基礎」が出ました。これはマイコミジャーナル連載のコンピュータアーキテクチャの話をまとめたものです。連載にあった4004/MJアーキテクチャは載っていませんでしたが、これは続刊に掲載されるんでしょう。
 連載時は見落としていましたが、IEEE754-2008の10進浮動小数点の表現形式については書籍での解説は初めてじゃないでしょうか。図も豊富で、わかりやすい本です。

マイコミブックス - コンピュータ設計の基礎(毎日コミュニケーションズ)


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Hisa Ando

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12/4追記:
 演算器について特に詳しく書いてありますが、スタンダードセルを組み合わせてALUを作っていた時代は1990年代まででした。それ以降になると、ALUやレジスタファイル、乗算器などは外部に発注してカスタムとして作ってもらい利用するようになりました。設計者は演算器については全く知らなくても問題なく、自分の担当するロジックのみを作るようになりました。現在も大手のソフト屋さんは自分でコードを書かないで外注管理ばかりやるようになっていると聞きます。ハード屋さんもいずれそうなるのでしょうか。

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