テーマ:デバッグ

近くで発動したらしい半導体の黒魔術

 実機デバッグを行っていると物理現象との戦いになるのだが、どうしてもわからない現象があった。  【コラム】コンピュータアーキテクチャの話 (232) プロセサのインフラを理解する - 電源やクロック系の設計は黒魔術 | エンタープライズ | マイコミジャーナルでこのあたりの解説が連載されるようで期待しているが、その前に回路設計の分…
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ユーザビリティについて

 母が入院した。連絡手段としてPHSを持っていたので貸すことにしたのだが、WILLCOM03というこの機種は全面タッチパネルになっている。とても老人には使えないと思い、ダイヤルボタンが物理的に存在する前の機種にW-SIMカードを入れ替え使えるようにした。これならボタンを押した感覚が指で分かり電話をかけることができる。 タッチパネルは万…
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バス輻輳の話

 ある計算機システムでの話。前モデルの最大4CPU構成よりも開発中の最大3CPU構成の方が性能が出ないという問題が発生した。最大構成どうしだから当然最新モデルの方が速くなくてはいけない。みんなが頭を抱えていたときに原因がわかった。 バスの輻輳が原因だった。 昔のSMPシステムの構成は、単純な一本のバスにCPU、メモリ、I/Oが同じよ…
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同じ端子に複数の意味付けをすべきでない

 昔あった話。そんなにピン数も少なくない、どちらかといえば余裕のあるLSI間の制御線について、1本の信号線について二つの意味付けをされているピンがあった。2つのLSI間でモードが一致していれば問題はなかったのだが、タイミングが異なったとき一瞬モードがLSI間で異なり、その信号線の意味を取り違えたのが原因となった障害が発生した。信号線をけ…
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メモリテストの異常について(A君からのメール)

 A君からメールが来た。 > さて,最近古いノートパソコンのメモリの入手が困難になってきているの >で,最後の機会と考え増設しました.その後,Memtest86 でストレス・チェッ >クをしているのですが,48時間程度ではエラーが出ませんが,72時間とか数 >日おこなっていると,たまにエラーが出ます.これって,メモリ自体のエ…
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リメイク

かつて、リメイクは恥であった。  リリースした設計データが半導体工場に渡ると、しばらくののちES(Engineering Sample)品として数個のチップが返ってくる。これを実際の装置に取り付けて動かし、実機評価を行う。ここで問題が発覚すればフィードバックしなければならないのだが、難しいことにES品は動作が保証されていないのだ。…
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リリースとリメイク

 論理設計が完了したデータを半導体工場に渡すことをリリースまたはテープアウトという。以前は磁気テープに格納したデータを渡していたためだろう。 渡した時点で設計者の手を離れ、半導体工場が責任を持って製造する。仮に論理ミスがあったとしても、テープアウト後はとりかえせない。 量産の規模や使用するテクノロジによっては数千万円、時に最先端のテ…
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エラー発生の再現性

 デバッグ時にエラー発生の再現性を高めることは非常に重要である。  論理シミュレーションでも、ある特定のパターンでエラーが発生する場合、そのパターンの絞り込みが重要となる。シミュレーションは非常に時間がかかる―実チップは1GHzで動作するのにシミュレーションはがんばっても数KHz、場合によっては数百Hzという動作周波数だ。さらに周辺回…
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入力信号は必ずFF受けで

 デバッグの応援に行った時の話。マルチプロセッサ環境で長時間動作をさせていると、数時間後に必ずエラーとなってしまう現象が続いていて調べて欲しいとのことだった。再現環境は出張先にすでに用意してあった。エラーが再現した直後の状態を調べてみる。4CPU環境だからCPU番号は0から3のはずなのだが、4から7の番号からリクエストが出ている。幽霊か…
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見えない物を見えるようにする

実機デバッグの時、シリアルEEPROMから信号が本当に出ているのかどうか確認する必要があった。シリアルEEPROMの信号を受けているASICが不良なのか、それともEEPROMが不良なのかを確認するためだ。通常ならオシロスコープを使って観測するのだが、確認対象となるボードの数が多いことと、オシロスコープを他の所で使いたかったこと、あとは慣…
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