昔、プリント板CADを使った CAD(Computer Aided Design)というと機械系のモデリングや建築などで使われる方がビジュアル的にもいいので有名だが電子回路の設計でももちろん使う。今回はその中でもプリント板CADを使った話。 電子系のCADはEDA(Electric Design Automation)とも呼ばれる。EDAツールに関してはケ… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月13日 続きを読むread more
設計環境、ハードウェア記述言語 学生の頃はMIL記号のテンプレートを使って方眼紙に手書きだった。これを元にプリント基板にTTLを並べて工作していた。雑誌に投稿すると、回路図専門のトレースする人がいてうまく整形してくれていた。設計言語といえばトラ技の通販サービスで買ったPALASMで、JEDECファイルを入れたフロッピーディスクを持って、部品屋だった頃のT-ZONEに… トラックバック:0 コメント:0 2011年01月03日 続きを読むread more
AWKによるSPARC V8逆アセンブラ Aho、Weinberger、Kernighan著の「プログラミング言語AWK」復刊(/.J) トッパンから初版が出た時には大学生協でA君と奪い合ったなあ。スラッシュドットジャパンでも活発に議論されてるみたいだが、自分がオッサンだと自白するようなものか? ハード設計でも役に立って、CADのデータ加工などに活躍しました。それまで… トラックバック:0 コメント:0 2010年01月07日 続きを読むread more
論理回路のループ探し モジュール単位で設計した論理回路を接続してシステムシミュレーションを行うと、初期の段階では発振することがよくある。これは組み合わせ回路がどこかでループしてしまい、シミュレーションの最小単位時間単位で1→0→1→0→…を繰り返すからだ。 これはモジュール内では正しく設計できていても、他のモジュールを経由して自分に接続が還ってくることに… トラックバック:0 コメント:0 2009年06月19日 続きを読むread more
論理シンボル入力とテキスト入力 昔の論理回路設計では、ワープロで論理記号のシンボルを外字登録したものを使い、原本となる回路図を作り、それを元に汎用機上で動作する内製の論理エントリーツールで入力していた。 このころVerilogは評価用にVerilog-XLを1本導入して物好きが使用していた程度だった。論理合成もシミュレーションで使用する疑似回路の作成に利用される程… トラックバック:0 コメント:0 2009年06月15日 続きを読むread more
設計者が使うスクリプト言語 設計データはVerilog等のテキストデータなので、論理設計者はデータの加工等にPerlなどのスクリプト言語を活用している。しかしいったんデータをすべてメモリに取り込んでから加工するようなプログラムを平気で走らせたりするので心配になることがある。ネットリストなどのデータは恐ろしく大きく、ギガバイト単位になることも珍しくない。 昔、ED… トラックバック:1 コメント:0 2006年06月04日 続きを読むread more
最初のEDAツール体験 新人の頃。論理設計はほぼ終わっていて、ちょうどLSIのレイアウト設計がメインとなっていた時期。配置配線を行うEDAツールを使って作業していた。この時使用していたワークステーションはSun4/2、SunOS4.1.x、メモリ256MB、スワップは500MB確保し、1GBのSCSI-HDDを外付けで4台つなげるようカーネルを再構築していた。… トラックバック:0 コメント:0 2006年05月21日 続きを読むread more