クリスマス工作企画 80186ストラップ LCCパッケージの80186はいままでみたLSIのなかでももっとも美しいパッケージだ。いかにも電子回路、といった感じがする。実装するときは裏返しにしてソケットに押し付けるので少々残念だが。 80186についてはIC Collectionのページが詳しい。ここのwebmaster小松氏とは会った事がある。VM8600のマニュアルを貸し… トラックバック:1 コメント:0 2009年12月25日 続きを読むread more
マルチコアとマルチスレッド、パソコンでの例 最近、テレビサイドで使うパソコンをいじっている。そこで分かったのはマルチスレッド対応アプリの優位性だ。 Avidemux2.5.1というツールを使って録画したmpeg2動画をmpeg4に変換しているが、Atom330(In-Order 1.6GHz 2コア×2スレッド=論理4CPU)だと16フレーム/秒くらいの速度で変換してくれる… トラックバック:0 コメント:0 2009年12月22日 続きを読むread more
MC6809-MC6809Eマイクロプロセッサ プログラミング マニュアル 今回は昔懐かしい8ビットマイコンの話です。 懐かしい物を発掘した。「MC6809-MC6809Eマイクロプロセッサ プログラミング マニュアル」 当時中学生だった私は「I/O」「マイコン」などの雑誌を購読していた。マイコンを作りたかったのだ。その頃80系が良いか68系が良いかよく比較されていた。80系の代表はZ80… トラックバック:0 コメント:0 2009年12月09日 続きを読むread more
設計者の名誉 いまでもインテルあたりのプロセッサが開発されたというニュースが出ると「旧DECのAlpha開発に関わったチームが…」というフレーズがはいっていることがある。名誉なことだ。 聞いた話だが、A社のプロセッサの開発に関わっていてキャッシュ周りにバグを出したと言われたX氏がB社に移ったんで、B社の次期プロセッサの開発が遅れてるといった… トラックバック:0 コメント:0 2009年11月22日 続きを読むread more
新型PS3のCell B.E. http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/19/003/index.html 新型のPS3が出た。今度のは他のOSをインストールすることができないそうだ。当初PS3は歩留まりの問題からSPU部分を本来の8個ではなく7個で出荷していた。ひょっとすると新型は最初から8個イネーブル状態で、それを隠… トラックバック:0 コメント:0 2009年09月13日 続きを読むread more
次世代スパコンと遠大な計画 富士通、世界最速を目指した次期スパコンの開発状況を説明(PC Watch) 次世代の10PFLOPSスパコンで世界一を狙う - 富士通(マイコミジャーナル) http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/08/26/fujitsu/index.html 理化学研究所の次世代スー… トラックバック:0 コメント:0 2009年08月27日 続きを読むread more
次世代スーパーコンピュータはスカラ型へ 次世代スーパーコンピュータ・システムの構成を見直す(理化学研究所プレスリリース) 新システムはスカラー型 一部撤退の次世代スパコン(MSN産経ニュース) NEC、日立が製造担当から抜けたので、元々スカラ部を担当する予定だった富士通が一手に引き受けるとなると、こうなることは皆うすうす感じていたのではないだろうか。 だが、富士… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月26日 続きを読むread more
富士通CPU「Venus」の紹介のされ方 富士通が最速CPU開発、10年ぶり日本メーカー首位(YOMIURI ONLINE) 一般のニュースで取り上げられたのが5月13日。これは他のIT系ニュースサイトよりも早かった。 これに関しては富士通が世界最速となるCPU「Venus」を開発、処理速度はIntelの最速モデルの2.5倍(Gigazine) がそのまま紹介している。 … トラックバック:0 コメント:0 2009年05月14日 続きを読むread more
中央集権型と分散型の実装 大規模なハードはソフトと違い、チームごとに開発したモジュールが並行動作する。その実装ポリシーについて。 ・中央集権型 中央に制御機能が集中する。 周辺モジュールは指示通りに動く。周辺モジュール設計は比較的楽。 周辺は制御の仕様が決まらないとテストも難しい。 中央からの制御線がたくさん出る。 バグも中央に集中する。 … トラックバック:0 コメント:0 2009年05月13日 続きを読むread more
SSDに特化したOSはありえるか SSD(Solid State Drive)がHDDに取って代わりつつある。容量ではまだかなわないが、高速性、静粛性、耐振動性といった特徴をそなえ、半導体デバイスということもあり今後はさらに価格も安くなるだろう。 SSDに高速なキャッシュメモリを内蔵させて、速度的に不都合な点を隠蔽しようとしている製品もある。この手法はHDDにキャ… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月07日 続きを読むread more
リレー式計算機 FACOM 128B/138A FACOM 128B(1958年) http://jp.fujitsu.com/museum/products/computer/mainframe/facom128b.html FACOM 138A(1960年) http://jp.fujitsu.com/museum/products/computer/mainframe/f… トラックバック:1 コメント:0 2009年04月17日 続きを読むread more
ハードウェアの仮想化 HPの電卓はCPUが独自設計だったものがARMプロセッサによるエミュレーションになった。このおかげで計算速度が向上し、電卓のバリエーションも増えた。 デバックにはロジックアナライザを使うことがある。従来は中に入っているであろう高速なマイコンを意識させないような作りだった。しかし新しく導入したロジアナはなんとWindows98が立ち… トラックバック:0 コメント:0 2009年03月27日 続きを読むread more
CORE MEMORY ヴィンテージコンピュータの美 Core Memory ―ヴィンテージコンピュータの美Mark Richards 鴨澤 眞夫 オライリー・ジャパン 2008-02-26売り上げランキング : 31990Amazonで詳しく見る by G-Tools コンピュータが持つのは機能美だ。昔の計算機はランプやスイッチが整然と並んでいて、その意味がわからないままにあこ… トラックバック:0 コメント:0 2009年03月07日 続きを読むread more
レガシーマイグレーション 古いメインフレーム機で走っているCOBOLなどで書かれたプログラムを最新のUNIX/PCサーバに移行することをレガシーマイグレーションと言う。 メインフレーム機を更新するよりもハード調達のコストが下げられるのが利点だ。しかしそのままでは古いプログラムは動作しない。移植が必要となる。古いプログラムはすでに保守できる人間がいないことが… トラックバック:0 コメント:0 2009年01月22日 続きを読むread more
プロプライエタリからコモデティへ 昔のメインフレームやオフコンはプロプライエタリなシステムの代表だった。 例えばメモリだが、メーカーごとにスロット形状から違うため、同じメーカーの製品を購入して増設するしかなかった。このため、メモリの価格はメーカーの言い値で決めることが出来た。 だがオープン化の流れでUNIXサーバ、PCサーバが台頭してくると、使用するメモリは規格化… トラックバック:0 コメント:0 2009年01月20日 続きを読むread more
マイクロプロセッサは今後どうなるのだろうか マイクロプロセッサが興味をもたれるのは、他の特定用途のLSIとは違いユーザ側でプログラムを組めること、そのプログラムが自律的に動作することではないだろうか。プログラマから見れば命令セットはプログラムそのものであり、周辺のLSIは機能を設定するレジスタのかたまりであり、メモリはプログラムとデータの置き場にすぎない。 ハード側から見た… トラックバック:0 コメント:0 2008年03月10日 続きを読むread more